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『スクラップ・アンド・ビルド』(羽田圭介)



『スクラップ・アンド・ビルド』

  1. 17歳で小説家デビュー。すごい逸材だね。天才?。ピース又吉の評判に隠れて目立たないが、芥川賞受賞作家。ノミネートは過去に3回。4回目で受賞。

『親子共依存』(尾木直樹)


『親子共依存』

  1. 親子共(とも)依存かと思ったら親子共(きょう)依存らしい。でも世間では共(とも)依存で通っている。
  2. 親子問題、教育問題は永遠の尽きないテーマ。
  3. 尾木直樹さんは見かけによらずしっかりした考え、厳しい考えを持っている。不変のテーマと言いながら昨今の事情を知ることができる。 

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『無電柱革命』


『無電柱革命』

  1. 著者が人気の政治家ではゴーストライター本に見えるのは嫌だね。よいしょ記事も嫌だ。
  2. でもテーマは本当に大事だ。その奥深さの現代の社会学に照らして理解する。理解してもらう。そういう形になっているだろうか。
  3. 政治家としての動きも悪い。革命というほどのグランドデザインはできているのかどうか怪しいものだ。もっといろいろな人材を集めないとだめだろう。 遅い仕事に価値はない。

http://biz.bcnranking.jp/article/column/bookreview/1508/150806_139997.html

<BOOK REVIEW>『無電柱革命』

電信柱が消えた風景
 昭和30年代、町なかに電信柱が林立し、電線が張り巡らされているのはごく普通の風景だった。しかし、いまや世界の主要国はもとより、アジアの新興国でも「無電柱化」が推進されている。日本はどうか。1986年から旧建設省(現国土交通省)の「電線類地中化計画」が進められてきた。しかし、国内で最も進んでいるとされる東京23区でさえ無電柱化率は7%、この29年間で3%から4ポイント向上しただけというお寒い状況にある。

 海外をみれば、ロンドン、パリは戦前から現在に至るまで無電柱化率100%。ニューヨークは1970年代の72%から40年間で83%へと着実に無電柱化を進めている。こと電柱に関する限り、日本は最も遅れている国といわれても仕方がない。この本の著者二人は、美観を損ねるだけでなく、大震災に直面したときに電柱がいかに危険なシロモノになるかを知るべきと警鐘を鳴らす。小池氏は主に無電柱化の法制化に向けた動きを報告し、松原氏は社会学者として無電柱化に関係する諸団体の意識や行動に焦点をあてている。

 日本で無電柱化が遅々として進まないのはなぜか。例えば、電気事業連合会は、「感電事故を防ぐには、電信柱に電線を張るほうが安全性が高い。電力の電線だけでなく、通信線、ガス、水道などがバラバラに動けば、工事のたびに掘り返したりして時間とコストに多大な負担が生じる」という。確かに一理はある。大きな障害が横たわっていることは承知のうえで、東京五輪の開催までには無電柱化をもっと進めてほしいと思う。(仁多)


『無電柱革命』
街の景観が一新し、安全性が高まる
小池百合子/松原隆一郎 著
PHP研究所社 刊(800円+税)

『キラキラネームの大研究』(伊東ひとみ)


『キラキラネームの大研究』
  1. 勝手に感じと読みを並べて、全く”きらきら”していない名前が並ぶのには驚く。江戸時代の判じ物の遊びで名前をつける親ってどういう存在だろう。
  2. キラキラネームの子ども来たら毎回どのように読むのか質問してやろう。時には間違えて読んでやろう。一生の間、一度たりとも親の思い通りの読みでは読んでやらないことにした。

『一流の人は本気で怒る』(小宮一慶)


『一流の人は本気で怒る』
  1. 話を聞いていて雑学雑談に入れてしまいそうな心配があるが、問題意識を持てば違った意味合いで響いてきそうだ。
  2. 買って時間を使って読む本かどうか。置かれている立場より、器量の合致性が問題だろう。
  3. 本気で怒る(おこる?いかる?)人は一流に限らないから、本気で怒っても一流の証しではない。当然でしょう。
  4. 一流、二流は結果論?本質論?。こういう言葉を使うその時点で胡散臭さを感じる。結果には理由がある。それを資質だけと結びつけるのは無理がある。
  5. 書籍の内容をこのタイトルは捉えていないように思う。このキャッチ・タイトルならアウトだね。不真面目すぎる。
  • 今回は久米さんも乗りが悪いように見えた。気のせいかも知れないが、左程の共感も持っていないのではないだろうか。

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